西アフリカ旅の10の魅力とは?~私の大嫌いで大好きなアフリカ~

 

2016年5月~約2か月間、西アフリカはセネガル・シエラレオネ・ガーナと西アフリカ女一人旅をし、トルコでの行き帰りのトランジットではなんとかテロやクーデターを潜り抜け、7月14日に東京に帰国しました。とにかく西アフリカ旅は波乱万丈でした。(2018.4.10再更新この後も4度シエラレオネへ渡航することになるが毎回、波乱万丈である)例えば…

などなど、たったの2か月でネタの宝庫!東アフリカにあるような、広大なサファリと原住民がいて、野生の動物たちがうじゃうじゃいて、湖も山も綺麗…なんていうことはまったくなく、「よくあるアフリカのイメージ」を潔く覆してくる西アフリカ。

ワクチンもビザもトランジット(航空券)も高く、まだまだ魅力の少ない、波乱万丈な旅になること間違いなしの西アフリカですが、がんばって10個、に西アフリカ旅のよいところを(半ば無理やり)探してみました。

1.物価が安い。何もかも安い!

とにかく、西アフリカは物価が安いです。まぁ、小さな経済とあってないようなインフラの中にある物価なので、安いのは当然なのですが、私がうれしかったのは、丸ごとパイナップルが90円くらいで食べられたり!顔くらいの大きさのマンゴーが100円くらいでそれを贅沢に茹でで食べたり、オーダーメイドのアフリカンドレスは800円くらい!(これでも多めにとられていると思うんだけど…)



お酒もだいたい瓶ビールが90円くらい。(これはガーナ国産CLUBビールです!日本人はこれ好きかも!)ちなみにレストラン【関連記事:【西アフリカ女一人旅】レストランでどうしても我慢できなかったこと10個と極力イライラしない方法。】は、日本のファストフード店と同じくらいで、だいたい400円~700円でお腹いっぱい食べられます。

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2.どこにでも物売りがいて、ある意味コンビニより便利

こちらから手にいれようとするとハンパなく不便なのですが、(街まで30分歩いていってやっと探したり、プリント一枚するのに10分お店でまったり…)でも、頭にモノを乗せた物売りの人が、車やトロトロに乗っているときや、ゲストハウスの前まで売りに来るので、ある意味コンビニより便利です!

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フォークが欲しいなぁ、と思って街を歩いていて、探してもないかなーと困っていたら、フォークを頭にのせた女性が近づいてきたときは、感動でした!笑

3.フレンドリーで親切

セネガルで、フランス語が全く分からない私のために乗り換えのバスのところで、当たり前のように待っていてくれる若い女性や、バス停まで連れて行ってくれた男性がいました。何も言わずにバスが来たら立ち去っていって、映画のワンシーンみたいでかっこよかったです。フランス語圏は、本当に英語が通じないので、これはうれしかったです。

シエラレオネで街を歩いていると、「ヘーイ!チャイナ!」「ニーハオ!」と話しかけられていきます。最初はアジア人差別がいちいち嫌で、「チンチョンチャン」と馬鹿にされた日に、全員の挨拶を無視して歩いていたら、挨拶を無視された男の人が、いつも行きつけのバーまで私を探しにきて、すごい剣幕で「さっき、なんで挨拶しなかったんだよ!?」と言ってきました。

事情を話して、「ちょっと拗ねてたのごめんね」と言って握手して、仲直りはできたのですが、これを機に、なるほど”無視されると一番頭にくる”のか、ということが分かりました。それぐらい挨拶はフレンドシップの一番大切な部分みたいです。

また、子供が生まれると、地域・家族全体で子育てするのが当たり前。近所のお姉ちゃんや、おばあちゃんが、いつでも子どもを預かってみていてくれます。

社会に出る前に産めば非常識といわれ、社会に出てすぐ産めば早すぎるといわれ、経験を積んでから産めば空気読めないといわれ、育休や一人で育てることの不安な核社会に身を置いている日本人の女性からしたら、逆にこの環境は本当に恵まれているかもしれない、と思いました。

アフリカ諸国の中でも圧倒的に治安がよい

真夜中に出歩いてもへっちゃら!

西アフリカの圧倒的な治安のよさは、国民が全体的に貧しいという理由からと推測します。世界で一番命の短い国と言われるシエラレオネ共和国の、貧困ライン以下で生活する国民は約7割と言われています。経済格差がないので、人々はみんな助け合って暮らしているのですね。

また、外国資本がまだまだ参入してきていないので、外国人を巻き込んでトラブルを起こそうと悪だくみする人たちがまだいないのかな、といろいろな人たちのブログを見ていて思いました。

セネガルで日本人宿と和食レストランを経営する「和心」の原田さんが、オープンジョーで西アフリカを周遊されていた時の、シエラレオネ滞在ブログでも、シエラレオネの治安のよさについて書かれていました!

「TIA」のシエラレオネ「オカダ」に乗ってリベリアビザ申請【旅8日目】

5.アフリカンドレスがかわいい

13315565_1062276000525234_2843368994588444844_n 道いく女性たちは当たり前のようにキラキラ、色鮮やかなアフリカンドレスを着ています。帰国する日に、ついついアフリカンドレスを来てしまい、「これで帰ってはいけない…!笑」と我に返りました。オーダーメイドでも800円くらいで作れるので、かわいくてオススメです。ちなみに日本で買うと送料が服代をぶっちぎります。現地に行った際はぜひ、布屋さんに自分で赴き、テイラーさんに仕立ててもらいましょう(^^)

NPO法人アラジのWEBサイトにてアフリカンドレスのオーダーメイド制作も可能です◎

オーダーメイド制作についてはこちら

シエラレオネのテイラーさんが作ったアフリカ布雑貨のWEBショップはこちら

6.男性が優しい

ちょっとこの記事:【シエラで浮気中!?】毎日モテモテである意味困っちゃう西アフリカ求婚事情とその理由5つにも書いたのですが、しつこい求婚を除けば、男性はものすごく紳士です。

特に中学生くらいの男の子の働きっぷりとおとなしさと、黙っていろいろ手伝ってくれる男前さはたまりませんでした。年齢を重ねていくと年功序列で偉ぶってくるので、中学生くらいの男の子が本当にいいなーと思って、見てました。笑

また、本当にまっすぐ、好きって言ってきたり(言われても困るけど!)「今日はアフリカンドレス本当にきれいだね?」って言ってきたり、素直に思っていることを口にしてくれます。ある日のゲストハウスでの息子さんとの会話。

私「いろんな男性に、こんなに素直に褒められると正直びっくりするよ。日本人男性はそんなこと言わないから」

息子「そんなのあたり前だよ!なんで日本人の男は素直に口に出さないの?」

私「愛してるとか、言わなくてもわかるって思ってるんじゃない?」

息子「ちゃんと言葉に出さなきゃわからないよ!日本人の女性は、アフリカの男と結婚したほうが幸せになれるよ!」

だぞうです。

な、なるほど。

初めてアフリカの男性を尊敬した一言でした。笑

7.子どもが一生懸命

子どもは親の仕事を手伝ったり、学校へ行ったり、その後は仕事をまた手伝ったり、上の兄弟がいれば、コキ使われたりと、とにかく一生懸命生きてます。生まれながらに、自分のことは自分でやる、という精神が染みついている。

ペットボトルの水が飲みたかったんですが、私の要求を聞いた周りの大人たちが8才くらいの男の子をパシリにしました。その子は、売店が遠かったので、イヤそうな顔して買いにいったんですが、悪いなーと思って、おつりをあげたら、本当に照れて、うれしそうな笑顔に!

その日から下里は小さな男の子を子分にすることを覚えた。

夕方、デコボコの道路ではだしで駆け回る子供たちをみていると、本当にこの子たちに将来をかけるべき時がきたと、思うのです。

8.手つかずの自然が残っている

シエラレオネの首都フリータウンを離れると、広大なヤシの木が広がる緑豊かな土地がスーッと広がっています。ほとんどがヤシの木や、植物の生い茂る広大な未開拓のアフリカの大地です。村を訪ねれば、原始的な生活がそのまま残っていることも珍しくありません。

東アフリカの原住民族とその土地は、マサイ族を代表して、観光地化されているところも多々あります。いまだ手つかずでありのままのアフリカを体験することができるのも、西アフリカの魅力の一つかもしれません。

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一年を通じて意外と過ごしやすい天候

西アフリカ渡航で心配だったセネガルの雨季。とても不安でしたが29度を上まわらず、日中はカラッとすがすがしいお天気で、過ごしやすい日々が続きました。

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写真はセネガル。太陽がデカくて、サハラ砂漠のからやってくる砂だらけ!

セネガルの一年の気候をざっくり☟

  • 年間平均最高気温 29.9℃
  • 年間平均最低気温 23.8℃
  • 年間降水量 2946mm

それもそのはずなのですが、一年を通してものすごく暑くなったり、じめじめするということがないんです。「日本は四季があってね~私の生まれた山梨なんかは、夏は40度で冬はマイナス10度なんだよ~」といったら、ガーナ人、驚愕していました。それくらい、雨季は過ごしやすいので、オススメです。(その代わりものすごい雨と雷で夜叩き起こされますけど。笑)

10.物を大事にする精神がステキ

これは、大量消費・大量生産する日本や先進諸国が見習わなきゃいけないことだと思います。基本的に、得にシエラレオネはお湯が出ないどころか、蛇口から水すら出んかったので、ゲストハウスから一日に与えられた私の水はバケツ2杯でした。この水で、洗濯・体洗い・セルフトイレのタンク補充をしていました。エコですね。笑



それに、シャツや服などもボロボロになるまで使って、最後はお掃除用具に生まれ変わります。日本でクイックルワイパーを買って床拭いてた私は反省しました。でも、だいぶ着まわしてるので、喧嘩するとすぐ破れます。(喧嘩はやめてー)

レストランでもかけたお皿が出てきて…【西アフリカ女一人旅】レストランでどうしても我慢できなかったこと10個と極力イライラしない方法。おっと、これ以上言うと悪口になりそうなので、やめます。笑

※でも、歯ブラシを一家にひとつで使って、エイズが家庭内感染したという話しも聞くので、物を大事にすることと、清潔に保つことは違うのだなとは思いました。

他にも…

ガーナに滞在中。ホームステイしていたお宅の庭に大きな天然のみかんの木が生えていました。

夜小腹が空いたので、そういえば今日は風が吹いてて、みかんがボトボト落ちる音がしてるなーと思って庭に出てみたら、案の定みかんいっぱい落ちてて、星を見ながらそれをパクパク食べながら「こんな幸せは日本にはないなぁ」と思ったのでした。アフリカのよいところは、なさそうで意外にもこんなにたくさんある!笑

星がきれいで、風邪が気持ちよくて、自然豊かで、癒された西アフリカ。

勇気のある人は、ぜひ行ってみてくださいね。

ワクチンもたくさん打ってからですよー!笑

(ワクチン記事:ブロガー風にコレラワクチン飲んでみた!【激マズ】

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下里 夢美
下里夢美(27歳)月間12万PV「下里夢美オフィシャルブログ」を執筆。NPO法人アラジ代表理事。「世界で一番命の短い国」シエラレオネで3つの貧困削減プロジェクトと日本人ゲストハウス「CHAMELEON」の運営に取り組む。現地法人Africa Lion.Ltd 代表取締役。「日本最大のアフリカに挑戦する女性のためのコミュニティ・アフリカ女子部」部長。2014年3月より活動をはじめ、2017年7月にNPO法人化。※インタビュー・講演のご依頼は「shimosato@alazi.org」にて!現在第1子となる息子君を妊娠中。2019年3月出産予定。
yumemi

下里夢美(27歳)月間12万PV「下里夢美オフィシャルブログ」を執筆。NPO法人アラジ代表理事。「世界で一番命の短い国」シエラレオネで3つの貧困削減プロジェクトと日本人ゲストハウス「CHAMELEON」の運営に取り組む。現地法人Africa Lion.Ltd 代表取締役。「日本最大のアフリカに挑戦する女性のためのコミュニティ・アフリカ女子部」部長。2014年3月より活動をはじめ、2017年7月にNPO法人化。※インタビュー・講演のご依頼は「shimosato@alazi.org」にて!現在第1子となる息子君を妊娠中。2019年3月出産予定。