【活動27日目】村(ポートロコ)の小学校を訪問したら想像以上に劣悪な環境だった話しと、私たちが起こした奇跡について

【活動27日目】村(ポートロコ)の小学校を訪問したら想像以上に劣悪な環境だった話しと、私たちが起こした奇跡について

2度目にシエラレオネに滞在すること27日目、あと3日で出国という日に、村へ行く機会に恵まれました。アラジを一緒に立ち上げた坂井晴香さん(【2年ぶりの再会】坂井晴香はいつも私にチャンスを与え遠くから見守ってくれる人)に、ポートロコという村に住む「ラーマン」さんという男性を紹介してもらっていて、彼が支援する小学校へ行くことになったのです。

ポートロコは首都のフリータウンから70㎞ほど離れたところにある村で、シエラレオネの言語は大きくわけてクリオ語、テムニ語、メンデ語と続くのですが、ここら辺に行くとテムニ語を話す人が増えてきて、会話にちょっと困ったりします。(クリオ語はだいたいやっとわかるようになってきたところ)

ちなみにラーマンさんは、私がはじめてシエラレオネに来た日にわざわざ村から来て、フリータウンの街を汗だくで、内してくれました。それで、私も彼を忘れなかったのです。フリータウンからポートロコまでは地味に3時間くらい、ミニバスで片道2万レオン(500円くらい?)かかるので、すごく大変なのです。

政府のバスを使わずに、リョーマ君と二人でミニバスに挑戦しました!!笑 超もみくちゃになりながら、バス停までたどり着き、動いてなくてもがたがた揺れるミニバスに乗って、なんとか3時間くらいかけてポートロコへ到着。

バス停。人多すぎ。

なんとかならないもんかね~(´・ω・`)

ポートロコのバス停へついてからは、事前にメールでもらっていた「Kunafai rashidden Islamic Primary School Port Loko」という小学校へ連れていけと、そこらへんのバイクタクシーのお兄ちゃんたちに頼んで、いざ学校まで出発。

ずーっと開拓されてない

ヤシの木畑とマングローブ

緑緑緑!で道もまっすぐで気持ちいい。

電波ないけど。

Kunafai rashidden

Islamic Primary School Port Loko

午後に小学校につきました!日帰りで変えるので、急いでラーマンさんを探しに小学校の近くへ。小学校に近づいてくると、10人くらいの子供たちがわーっと私たちに近づいてきました。

子どもたち「money!money! please!」

YUME「りょーま、絶対写真撮らないでね。」

はいはい、あっち行け~と、遠くへやったのだけど。

うーーーん。これは早速

なかなか行かん状況じゃのう。

小学校は今ちょうどクリスマス休みで休暇中とのことでした。(イスラムとクリスチャン半々くらいの国だけれど、クリスマスは大好きな人たちです。真夏のクリスマスで変な感じ。)

周りを探してみるけど、ラーマンさん(男性)がどこにもおらんw

そうこうしてるうちに、校長先生(女性)と先生が出てきて、中へ招き入れてくれました。

ラーマンさんの紹介で、小学校を見に来た、というと開口一番

「あなたたちはいくら支援してくれるの?」

YUME「え???(´◉◞౪◟◉)」

 

 

い、いや…

見に来ただけです。

 

とは言えず、とりあえず状況みしてくれたら考えます。

と言って、小学校を見せてもらったのだけど…

 

こ…

ここは被災地か!!!!⚡

 

 

と一瞬思ってしまいましたが、被災地ではなく、現在も390名の村の子どもたちが通うプライベートの小学校なのです。姿を現さないラーマンさんは、外国人の支援家と繋がって、なんとかもう一つある小学校と、こことの支援をしていて、財政状況はとても厳しい様子でした。

 

 

小学校支援はしない…

物を現地へ送らない…

井戸は掘らない…

 

など、今までさんざん偉そうに言ってきた下里の心が大きく揺れます。

これはひどい。

私がはじめて行った国、アジア最貧国バングラデシュのスラムの小学校よりもひどい状況。

 

校長先生のAlice Kabbaさんと私

「何が足りないの?」と聞くと、「なーんにもないわよ!椅子もチョークも教科書もユニフォームも、バケツも食べ物も…」と言います。

このボードは一応校長室にある、先生と全校生徒の組織図。

390人児童がいて、10人の先生。男子のほうが若干多い。昼と夜に分かれて子どもたちは平日の半日だけ出席するそう。これは都市と変わらない。

10人先生がいる中のトップの校長先生であるアリス氏は教育歴19年だそうなのですが、10人全員がお給料をいまだもらっていないとのこと。政府の学校だと先生たちはだいたい「85万リオン」くらいはもらえるということで、だいたい1万5000円~2万円くらいのシエラレオネだと割りと政府機関で働いている人たちの平均的なお給料です。でも国民平均年収は3・6万円と(さらにインフォーマルセクターは含まれてないと思うのだけど)ガクッと下がってきます。要はきちんと政府の学校に就職すれば、先生たちは裕福に暮らしていけるはずなのです。

8年前にできた小学校で、この土地は年1ミリオンで借りてるって言ってたから、2万円くらいかな。村のみんなで協力してお金を出している状況だそうです。

これは教科書。

全教科のセットが学校に一冊ずつしかありません。

エボラ出血熱の流行がフリーになるとユニセフからの水や消毒の支援も終わってしまい、なーんにもなくなってしまったそうです。「みーんな帰っちゃったわよ」って。

ちなみにランチは無料で提供しているそうで、給食室を見せてほしいと言ったら「あら外にあるわよ」と言われ…見に行ったら。

 

☝これ給食室ね。

おお…普通に通り過ぎてたわ。

さっきみてたわ。すません。

一番右となりで、ちょっと苦笑いしてるFofanah先生。(ラーマンさんの妹さんだそう!)

 

 

それで、政府は米と油だけを支給しているそう。

 

足りひんわ!!!!

 

ちなみに、クリスマス休暇はクリスマス前から2週間。

4月の独立記念日周辺も2週間お休み。

6月~8月の2か月は雨季でお休み。

実際は9か月間の開校ということみたいです。

授業は半日しかないし、宿題もないし、なんというゆとり教育!

 

 

 

まぁ、アフリカならば…

当たり前と言ったらそうですよね。

Port Lokoにはこんな感じの小学校が14~15あるそうです。この村にすむ2万人くらいの人たち全員が、まともに教育を受けたことがないと思うと、ちょっとぞっとしました。

 

ちなみに、第1回目の渡航の時、チンチョンて馬鹿にされて乗り込んでいって10人を停学処分にした、都市の小学校は、みんなユニフォームを着ていてノートや教科書をリュックにいれてみんな登校していたな。政府とプライベートではこうも違うものなんだな。

 

都市にある政府の小学校

日本で私に

クリオ語を教えてくれている先生も

この小学校出身。

それで、まぁユニフォームやら教科書代やら、先生のお給料、給食費で年間100万円を支援してほしいと言われました。「考えておきます」と言いましたが、シエラレオネ中にそんな小学校はあるわけです。一つのところを支援しても、いくら私が毎年寄付を集め続けてもキリがないのです。

 

 

なので、例えば将来私がやりたいと思っている観光ビジネスと組み合わせ…

詳細はこちらをどうぞ☟

青の街モロッコのシャウエンを私も作りたいー【アフリカ旅最終日】

 

例えば、養鶏ビジネスを一緒にやって子どもたちに鶏を育ててもらって、現金にするとか…

畑を子どもたちに耕してもらって、給食にするとか…

なんとか、働くという体験を通しながら、継続的に持続可能な学校支援ができないかと思いました。

だって、キリがないんですもん。

 

一時のお金を支援したり

物資を支援したり

 

そうすると今度は

どんどんどんどん、自立へ遠ざかって行って

援助がないと生きられなくされてしまうのです。

 

それで、午後にやっとラーマンさんと会えたのですが、「いつから支援してくれるの」という姿勢一直線でした。

 

そういうわけなので、自分たちにはチャンスもなければビジネスをしようという気力もない人たちなわけです。あと先生たちみんなに「お金を貸してほしい、マイクロファイナンス」って知ってる?

と言われました。バングラデシュで本場を見てきたけど、ちょっとやりたくないです!笑

 

 


遠くから訪れた人は幸せを運んでくる


 

シエラレオネにこういう言い伝えがあります。

 

ポートロコから首都へ帰るミニバスが、夕方は一本しかないと知らなくて、急いでバス停へ向かったのだけど、人は全然いなくて…

 

 

どうしよう、泊まる用意もしていないし

泊まるところもないし!

 

と焦っていると…

 

行きにたまたま乗って、また6時間後にポートロコに現れた同じミニバスが、ちょうど通りかかったので、必死で止めて!乗せてもらって!また私たちは同じバスで首都へ帰ることができた。

 

 

「私たちなんて運がいいんだろうね」

本当にそれは奇跡みたいだった。

 

カキの味がする不思議な

木の実をくれる兄ちゃんと

鶏を抱えてなぜか私に

ピーナッツをくれる

おじちゃんに囲まれながら

ゆらゆら揺れて…

都市にはないキレイな空気。

キレイな景色。

運命みたいに帰りのミニバスに乗れたこと。

 

幸い、ポートロコの支援をするなら、ラーマンさんが家に泊まらせてくれるそうなので。

 

これが、私が首都でレストランをやりたいと思っていたけどそれをやめて

葛藤を抱きながらも村に惚れた瞬間でした。

 

そんなわけで、私がずっと言っている村と都市の間に土地を買って、観光地を作る

というのはポートロコのことでした。

ゲストハウスとレストランの建築が終わるまでは、ラーマンさん宅にお世話になるかわりに、「持続可能な小学校支援」の研究もしてみたいと思っています。

 

 

問題ありすぎて埒あかないので終わり。

 


イベントのお知らせ


アフリカ交流会♪第13回African Food Party

【お料理】
魚の辛いライトスープ
フフ
モリンガ茶

【日時】
2017年4月22日(土)
14:00~17:00

【スケジュール】
14:00~受付
14:30~15:30 調理&フフ体験♪
15:30~17:00 アラジ・アフリカ体験レポート
交流会

【場所】
東山社会教育館 調理室

【お申込みはこちら】


 

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などなどについて、最近メールや団体HPから大量のお問合せが来ております!下里はFacebook(下里夢美)のメッセンジャーが一番連絡取りやすいです。シエラレオネラブの日本中の人と繋がりたいのでお気軽にメッセージください♥(あ、でも、なるべくブログ読んでから連絡ください!だいたいブログに載ってます笑)定期的にアフリカイベントもやったり、講演会で登壇しているので、団体HPのチェックも忘れずに!

ブログお伝えできない、空港から宿泊先までの送り迎え手配現地の宿予約紹介者の電話番号ボランティア先情報などは、個別相談で受け付けています。こちらはカフェスペースなどで別途1時間3,000円のコンサルとなっています。

下里 夢美
夢持つ人がもっと輝くために、誰もが誰かの夢を応援できる社会の実現をめざし、夢追い人に登壇機会を提供・イベント収益の一部を「世界で最も命の短い国:シエラレオネ共和国」での就労支援に役立てることを目指した「Alazi Dream Project」代表・ファンドレイザー。
カメラマン/イベント集客/インタビューのご依頼はFBまで
下里 夢美

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夢持つ人がもっと輝くために、誰もが誰かの夢を応援できる社会の実現をめざし、夢追い人に登壇機会を提供・イベント収益の一部を「世界で最も命の短い国:シエラレオネ共和国」での就労支援に役立てることを目指した「Alazi Dream Project」代表・ファンドレイザー。 カメラマン/イベント集客/インタビューのご依頼はFBまで

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