先生さようなら。私のすべての原点と、先生がくれた繋がり。

先生さようなら。私のすべての原点と繋がり。

 

 

先日、ずーっとお世話になっていた先生が亡くなった。学生時代の恩師だった。

 

 

 

前夜式(お通夜)に行ったときに、受付名簿を書いて、そのシートの「関係性」のところに、【知人・友人】とか、【学校】とか選ぶ欄があるのだけど、私は先生と、先生と生徒でなくて、なんだか親しい「ともだち」みたいな関係だったなぁと思い出した。

私の【学生時代の恩師】は、私のすべての原点となる本当にたくさんの繋がりをくれた人だった。

 

 

 

私の原点のすべて

ほんとうに面白いことに、絶妙なタイミングで、私がアラジを立ち上げるまでのきっかけに、全部先生がいた。でも、その話しはちょっと置いておいて、先生がどんな人だったか振り返ります。笑



2011年から桜美林大学にJICAからやってきた先生。国際協力や途上国農業開発、地域問題に特化していて、先生が来た年には、国際協力専攻の学生が必修単位である、NPOやNGOでインターンする、そのインターン先が、ぐっと増えたのは先生のおかげでした。

 

 

でも、先生は私がいままでの人生で出会った誰よりもドネガティブだった。笑!

 

 

なんか、いつも落ち込んでた。笑 大したことないことで。

 

 

 

そして、毎日1.5リットルのコーラのペットボトルを持ち歩き、冬でも半袖で歩いてた!!!

トトロのキャラクターが好きらしくて、先生もどことなくトトロに似ていた…。。。

 

 

 

とにかく強烈な第一印象だったので、この人は面白いとおもって、すぐに近づいて仲良くなった。大学1年生のときに、必修の単位の授業で、バングラデシュに行ったのだけど、先生は私が研修にいったあとの国際協力研修の後任の先生で、私とは、授業やゼミの両方とも実はまったく先生と接点がなかった。そんなわけで先生はいつもこう思っていたみたい。

 

 

「一緒に研修に行ったわけでも、私の授業の生徒でもないのに、ゆめはどうしてこんなに私に懐いてくれるんだろう?」

 

 

ただ単純に、先生は面白かった。私は学生時代からものすごくポジティブで、先生は逆に超ネガティブな人で。あんまりたいしたことないようなことで、いつもため息ついていて…

「この世界の貧困を知らなければ私は幸せだったのに( ・´ー・`)」

と、二人で私のバイト先のお好み焼きを食べながら、先生が呟いたときには、

私は逆に爆笑。

 

 

 

お好み焼き屋さんで、バイトしてたんだけど、私がバイトに入る前に、もう先生がカウンターに座って待ってたりした!w

ある日、理由は忘れたけれど、私がすごく落ち込んでいて、「動物園に行ってパンダをみよう!」と誘ってくれたので、二人で動物園にいって、なんだか不思議な時間を過ごして楽しかった。先生は仕切りに「私はカバがみたいんだけどね」って言っていて謎だった。

何年もあとに、先生が私を動物園に連れて行ってくれた日は、先生はとても大事な予定をキャンセルしてくれたのだと知った。

 

 

 

先生がくれた繋がり

私は2011年に先生と出逢って、たった6年しか先生のことを知らないんだけど。前夜式(お通夜)に行ったときに、懐かしい先輩や、当時お世話になっていた人たちと再会できて、先生がくれた繋がりはとてもとおとくて、今に活かされている出会いばかりだったなぁと感じた。

大学3年生の時、インターン先に悩んでいて、バングラデシュを支援する日本で一番歴史のあるNGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」を先生が勧めてくれて。でも、桜美林生はシャプラニールでインターンした実績がひとつもなくて、先生がわざわざバイクで事務所までいって、推薦してくれて、私はシャプラニールでインターンすることができた。

その後も、桜美林生のインターンは続いていて私もずっと「会員」としてシャプラニールを応援している。そんなシャプラニールの主催するチャリティーバーベキューで出会った坂井晴香さんは、なんと’アラジ君をみてシエラレオネに行ったことのある人!’だった。はるかさんと出逢ってすぐに、任意団体の「夢支援NGOアラジ」を立ち上げて、シャプラニールのスタッフさんが当時まだまだ知られていなかった「ファンドレイザーの資格」を取得したことを知り、私もファンドレイジング協会で勉強をはじめた。

 

 

 

 

就活に悩んでいたとき

4年生のとき、大勢いる国際協力専攻の仲間とともに、私も就活に悩んだ。行きたいところが全然なくて、やる気のないままなんとなく、ソーシャルビジネスをしているっぽい会社へ面接に行き、最終選考で落ちて、ショックとストレスでお風呂場で全裸で倒れて、全裸で救急車で運ばれるという珍事件を繰り広げたりしていた。(後に、私の家の洋服棚から救急隊員が選んだコーディネートが上下ともチェック柄で帰るときめっちゃ恥ずかしかったというこれがあの有名な「全裸救急車一抹柄事件」である

シエラレオネのことが忘れられなかった私は、就職しないでNPOで経験を積もうとしていた。横浜にある「WE21ジャパン」というNPOの理念がすごく気になっていて、広報のアルバイトスタッフを募集していたので、履歴書を出して、返事を待っていたところだった。

その日は、台風で大学の授業が午後から全部キャンセルになって、バイト先の目の前のTSUTAYAで、DVDでも借りようかなとふらふらしていると、ホラー映画のコーナーの目の前で、DVDを7本くらい抱えてウロウロしている先生を発見!

先生「台風で授業なくなったから、ホラー映画でも見ようと思って~」

いやいや、怖い映画借りすぎ。逆に怖いよ!!

「最近WE21ジャパンのバイトに募集したんだ~どこのNPOも新卒採用は無理だろうけど、就職しないでNPOの道に進めるように頑張ってみる。」

と先生に言うと

「あ、そうなんだうんうん、私知り合いいるから電話で推薦してあげるね!」

その場で電話しだす先生。

「えー!!!|д゚)」

のちに、「WE21ジャパン」の理事になった先生と、アルバイトをはじめた私は卒業してからも何度も会うことができた。バイトが終了してWEBデザインの専門学校に私が通いだしてからも、3か月に一回くらいはその後も一緒にご飯を食べに行っていた。WE21ジャパンという認定NPO法人から学んだ「途上国にものを送らない支援」は、アラジの活動理念にも反映させていただいている。

今思えば、先生はこうやって授業中じゃなくても、大学にいなくても、そしてのちにJICAに戻ってからも、「生徒がこうしたい」という想いにできる限りよりそって、自分がもてるご縁を一生懸命に繋ごうとしてくれる人だった。先生とお別れにきた桜美林のたくさんの元生徒たちは、たくさんの繋がりを、先生からもらっていたと思う。

 

 

 

 

先生とのお別れ

ずっと入退院を繰り返していると知っていたけれど、先生の奥様から「主人が倒れて入院している」と連絡があり、先生が意識をなくしたことを知った。奥様は、Facebookの投稿によくタグつけしている私をみて、桜美林の生徒さんと連絡を取りたいと思ったよう。私は、すぐにゼミ生のライングループに連絡して、私よりもっとしっかりした仲間たちが、その後たくさんの先生と繋がるコミュニティに情報を拡散してくれた。

その頃、シエラレオネに2回渡航して、NPO法人の設立準備をしていて。シエラレオネで養鶏場がやりたいと思って、相模原にある「昔の味たまご」養鶏場を見学して、そこからたまたま歩いて10分くらいの先生が入院している病院までお見舞いにいって、懐かしい先輩や同級生たちが、私の呼びかけでたくさんお見舞いにきていることを知った。先生は卵が大好きだったので、卵をお土産に持っていきました。

 

 

先生、卵好きだったなぁ~

 

 

よく居酒屋で一緒に卵焼き、食べなぁ~

 

 

先生はいつも、「夢に向かって突き進んでいけば、いつかきっとたどり着けるよ」と教えてくれました。

 

「ゆめがいろんな人を惹きつけて、巻き込んで、、大きく羽ばたいてるし、これからますます大きく羽ばたいていくのは、全部、ゆめ、自身が持ってる、人としての器、魅力、力、そして運だと思うんだ。

わたしは、いつも、下里夢美という大きな人物の人生と少しクロスすることができてよかったなー、ラッキーだなって思うの。

何にもできない、口先ばかりのわたしを気にかけてくれて、声をかけてくれることは、本当にありがたいと思ってるんだよ。じょーだん抜きで。

ありがとう。」

 

 

JICAに戻ってからも先生は、桜美林で勤務できたことは本当に心からよかったと何度も言っていました。

 

 

先生の前夜式では、たくさんの懐かしい仲間と再会できました。

 

先輩や同級生からは「ゆめ、伝達してくれてありがとう」と言われ、先生のお知らせは、すごく遠くまで伝わったんだなぁ~としみじみ。この日、先生が私と、仲良くしてくれた意味がちょっとわかりました。

当時WE21ジャパンで、一番迷惑をかけてしまった尊敬する方に、「活動頑張ってね」と笑顔で言われて、ずっと申し訳なかった気持ちがちょっと軽くなりました。

 

これが先生が私にくれた繋がりと、これからも大事にすべきことなんだな~

 

前夜式の時、奥様と、お会いして「ご連絡いただいていた、下里夢美です」

というと、私も奥様もボロボロ泣いていたのだけど

 

 

「あなたと繋がれて本当によかった」

 

 

と言っていただきました。

 

 

先生、ありがとう。

先生ともう会えないんだなと思うと

とっても寂しいけれど

夢をあきらめずにこれからも頑張ります!!

 

 

 

天国でもいっぱい卵たべてコーラのんで

先生らしく、いてください。

 

 

 

下里夢美

 

 

下里夢美・原点回帰会「アラジ君上映会」

11月26日(日)15時~@デザインスペース第2ヴィラ青山302
【住所】東京都渋谷区鶯谷町5-7 第2ヴィラ青山 302

11・26(日)のタイムスケジュール
・15:00~参加者自己紹介&軽く交流
・15:30~ビデオ上映
・16:00~私の夢
・16:50~集合写真撮影
・17:30~完全撤収
18時~行ける人は池尻大橋に移動して
私のバイト先でらーめんを食べましょう!

参加は私のライン@より表明してください!

 

 

下里夢美ライン@

毎週日曜日に定期配信◎
お友達登録はコチラから☟

images

アフリカ旅第1章☟

西アフリカ女一人旅

アフリカ旅第2章☟

アフリカ旅第3章☟

下里 夢美
月間10万PVブログ「みためはコドモ・ずのうはオヤジ」管理人。NPO法人Alazi Dream Project:代表理事長・ファンドレイザー/アフリカ女子部:部長/女性のためのインタビューサイト「キアラ」:編集長/夢持つ人がもっと輝くために、誰もが誰かの夢を応援できる社会の実現をめざし、夢追い人に登壇機会を提供・イベント収益の一部を「世界で最も命の短い国:シエラレオネ共和国」での就労支援に役立てることを目指し2014年3月7日より活動◎※インタビューのご依頼はFacebookにて!