アフリカの洗礼あるある10選~シエラレオネで極力イライラしないで過ごすには~

現在までにNPOの活動で5度のシエラレオネ渡航を経験しました。シエラレオネは治安もすこぶるよく、思いがけず優しくて温和な人々の親切に触れることも。

 

が、基本は楽観的な人たちと、手つかずのアフリカ文化。カルチャーショックを受けること間違いなしです。西アフリカ、得にシエラレオネで過ごす際に、極力イライラせずに旅を楽しむには、「アフリカの洗礼」をあらかじめ心得ておくとよいかもしれません。

1.お腹を壊す

海外旅行あるあるですが、途上国へ渡航後1週間後を目安にお腹を下すことを旅行者下痢病と言います。いくら気を付けていても不衛生な食器や水、激辛のローカルフード、油や環境の変化などなど、心当たりがありすぎてもはやお腹を壊すのかは謎。下痢止めや、抗生物質、ポカリの粉は持参必須です。



外で売っているローカルフードや招かれごはんは100%お腹を壊します。飲料水は、歯を磨くときなども含め、ペットボトルの水を使用しましょう。

アフリカ女子旅お荷物大公開!女性単身でアフリカ渡航する際に本当におススメしたい必要な荷物とはズバリ!?

2.ねずみ・ゴキブリ・犬たちとの闘い

ローカルのゲストハウスなどでは、ねずみ・ゴキブリとの闘いです。食べ物はすべてスーツケースに入れておかないと、せっかく持ってきたインスタント食をすべて齧られて悲しい目に…。ゴキブリは日本と違ってそんなにすばしっこくはなく、追いかけるとすぐに始末できます。

犬もそこらへんにうじゃうじゃいますね。狂犬病の予防接種も必須です。写真は、子犬と遊んでいたら、怒った母犬に噛みつかれたときのもの。幸い狂犬病の心配はありませんでした。

3.洋食系レストランの食べ物が劣化版

悲しいことに…。洋食系レストランはチェーン店でもない限り、高い値段を払っても、ヨーロッパや日本の劣化版のクオリティ。意気揚々と久々に中華料理でも食べてみるか!と奮発し、悲しい思いをしたというアフリカ旅行者も…。アフリカ全土の洋食屋がそうとは限りませんが、西アフリカ(得にシエラレオネ)では、高いお金を払っても、悲しい思いをすることが多かったです。



レストランでどうしても我慢できなかったこと10個と極力イライラしない方法。

4.レストランのメニューのほとんどが置いてない

自信満々にレストランの店員にメニューを渡されるが、今日はあれもこれもなくて、できるのは結局「シチューかマフェだけだ」みたいなことを言われることも。地方のローカルレストランでは、「メニュー頂戴」よりも「今日は何が用意できるの?」といったほうが早いかもしれません。笑

5.飛行機が時間通りに来ない

ヨーロッパ、中東からの西アフリカへの接続は、もともと数が少ないうえに、乗客も少なく、雨季などの気候も影響すると、とんでもない確率で欠航します。

日本では考えられないことに、欠航したとしても、振替便を用意してもらえなかったり、そもそも大本の航空会社が欠航を把握していなかったり。(西アフリカ間ではローカル線に乗り換える場合、大本の航空会社が自体を把握していない場合があります)

ビザや必須ワクチンがあったりと行くのも大変ですが、計画通りに出発するのも用意ではありません。

下記画像は、シエラレオネで唯一の国際空港・ルンギ国際空港の1日の定期便の案内板。テンプレで7便ありますが、なんとこの日は、4便が欠航(Cancelled)になっています。ちょっと信じられないですよね…。笑

6.長距離バスで賄賂請求

長距離バスは、賄賂請求のかっこうの餌食に。休憩時間や検問所などで、白人やアジア人の乗客がいれば、警察やイミグレーションのスタッフにパスポートを取り上げられ、オフィスに来いと脅されてしまうことも。かならずパスポートの原本は渡さずに、ビザもコピーのものを渡しましょう。オフィスに行く必要はなく、また賄賂を払う必要もありません。

7.ロスバ&荷物が破損事件

西アフリカ間の接続で、振替便などで違う航空会社をまたぐときなど、乗り換え時間が短いとしばしば荷物が置いてけぼりに…。スーツケースも乱暴に扱われるので、荷物はしょっちゅう破損します。預け荷物は、必ずラップで巻いて予防する、また破損してしまったときは、チェックアウト時に航空会社のオフィスに問合せ、証明書を発行してもらうことができます。購入時のレシートがあれば、保険が効きます。

8.人が時間通りにこない

アフリカあるあるですが、人は時間通りに来ません。通算何十時間、アフリカの人々を待ったんだろうか…。ハウスキーパーなど人を雇う場合は、時給制にしてもよいかもしれません。(国によって雇用契約の条件変わってくるかと思いますが…)そんな時の人々の口癖は、あとちょっと(2時間くらい?)や、Tomorrow!(明日できるよ、は1週間後)。そんな感じです。

9.勝手に荷物を持っていく荷物持ち屋とのトラブル

空港やバス停など、タクシードライバーを装ったタクシー客引き屋さんや、いつの間にかトランクから荷物を降ろして、勝手に荷物運ぶ屋さんなど、アフリカにはさまざまな職業が!一人で大変な時は極力もってもらって、小銭を渡してあげるのも一つの手。小銭はすぐ出せるようにポケットに突っ込んでおきましょう。(大金が入ったお財布をリュックから都度出すほうが危ない)渡さずにごねると、目立ってかえって危険です。

10.イライラした数時間後には、爆笑させられている。ついつい許してしまうアフリカンカルチャー

あんなに、理不尽で、イライラしたのに、次の日には爆笑させられている。やっぱり大好きで大嫌いなアフリカ。「アフリカの地を踏んだものは、再びアフリカに帰りたくなる」。そんな言葉があるように、なぜか魅了してもう一度なんども足を運びたくなる不思議な魅力が、アフリカにはあります。

死ぬほどイライラした後に、死ぬほど笑わせてくるシエラレオネ人の国民性について考える。

それは、日々理不尽で、セーフティーネットがなく、その日その日を懸命に生きるアフリカの人々の、生きる力が源なのかもしれません。

 

まだまだアフリカの地で解決するべく問題は山積みですが、アフリカの地を踏んだものは、数少ない彼らの代弁者として、大嫌いなところも大好きなところも、発信し続けることが使命だと感じています。

 

下里夢美

シエラレオネの歩き方

ここでしか手にはいらない
シエラレオネの行き方・歩き方を
アラジの下里夢美が
まとめて発信しています!

下里夢美ライン@

毎週日曜日に定期配信◎
お友達登録はコチラから☟

images

下里 夢美
下里夢美(27歳)月間12万PV「下里夢美オフィシャルブログ」を執筆。NPO法人アラジ代表理事。「世界で一番命の短い国」シエラレオネで3つの貧困削減プロジェクトと日本人ゲストハウス「CHAMELEON」の運営に取り組む。現地法人Africa Lion.Ltd 代表取締役。「日本最大のアフリカに挑戦する女性のためのコミュニティ・アフリカ女子部」部長。2014年3月より活動をはじめ、2017年7月にNPO法人化。※インタビュー・講演のご依頼は「shimosato@alazi.org」にて!現在第1子となる息子君を妊娠中。2019年3月出産予定。
yumemi

下里夢美(27歳)月間12万PV「下里夢美オフィシャルブログ」を執筆。NPO法人アラジ代表理事。「世界で一番命の短い国」シエラレオネで3つの貧困削減プロジェクトと日本人ゲストハウス「CHAMELEON」の運営に取り組む。現地法人Africa Lion.Ltd 代表取締役。「日本最大のアフリカに挑戦する女性のためのコミュニティ・アフリカ女子部」部長。2014年3月より活動をはじめ、2017年7月にNPO法人化。※インタビュー・講演のご依頼は「shimosato@alazi.org」にて!現在第1子となる息子君を妊娠中。2019年3月出産予定。