【西アフリカ女一人旅】レストランでどうしても我慢できなかったこと10個と極力イライラしない方法。

【西アフリカ女一人旅】レストランでどうしても我慢できなかったこと10個と極力イライラしない方法。
どうもこんにちは、日本と9時間、時間がずれている下里です。このたびのセネガル(1週間)シエラレオネ(1か月)ガーナ(2週間)そしてトランジットで行きと帰り1日づつのトルコの旅も、もうそろそろ終焉を迎えようとしています。そうそう、この間、日本にいる友達に…
「ゆめちん、毎日何食べてるの?」
と言われたので、食生活でも紹介しようかなと思ってPC開いてみました。だいたい1日一回どこかのレストランに行って、夜は道に売ってるマンゴーとかきゅうりを食べるっていう、1日2食の生活をしています。小食になってお菓子を食べたりなどの間食がなくなったかわりに、お腹もしょっちゅう壊すしで、いいんだか悪いんだかって感じですが…切実にウーロン茶と味噌汁が恋しいです。(涙)
で、西アフリカに来てからのイライラの原因のひとつが、なんといってもレストランでの波乱万丈な出来事なんですよね。だからもう今日は、もう旅も終わるし、普通に紹介するんじゃなくて、ここで一通り、本当にぶち切れそうだったレストランでのひと時を書き連ねたいなと思います。
【西アフリカ女一人旅】レストランでどうしても我慢できなかったこと10個書くね。(多いw)
どんなに人に約束裏切られても、どんなにチンチョンて言われても、どんなに待たされても、最後はまぁいいか、「かわいいもんだな西アフリカ!」って思えるんですけど、不思議とやっぱり食べ物の恨みって消えないんですね。。。(遠い目)
「日本人なんだからアフリカ来てまで贅沢言うな!」って感じですけど、やはりどうにもこだわりがあるのが、私、こうみえて飲食勤務6年なので。やっぱり「接客」っていうものがないことは知っていたし、料理もクオリティなんてなくて、っていうのはわかってたけど、「ええそれでお金とるの!?」って突っ込みたくなったし、本当に毎日悲しかった。そんなイライラの数々の名場面を赤裸々に発表したいと思います。
そして西アフリカの旅は上級編につきかなりドMでないと、トランジットやビザやワクチンで出発前からもだいぶメンタルやられる国なので、やってきてみたら停電するわ毎日断水地獄なので、渡航自体をお勧めしませんが、もし間違って来てしまった際には、極限イライラしない方法をまとめてみました。笑 得に、まだ許せるパターン6選と、最悪パターン4選に分けました。
まだ許せるパターン6選
1.パスタ頼むとナイフついてくる謎。さらにパスタ粉々で意味不明。
えって思っちゃいますよね。何事?って私も最初思いました。基本的に予備知識として、パスタが粉々ってことは聞いてました。パスタくるくるして食べると、笑われるんですよね。「何してるのブフーw」ってイラァ(-_-)。茹でる前に、全部お鍋に入るくらいに食べやすく折るらしいのですが。
でもなんでじゃあ、なんでナイフつけるの?って思いますよね。2回連続ついてたことあって、いまだにあれが、こっちでは正解なのか、他の料理の癖でつけちゃったのか、はたまた実は嫌がらせなのか、全然わかりませんでした。
私はというとささやかなイヤがらせのため、テーブルの一番隅にナイフ置いて帰ってました。笑「これ、使いませんから!使えませんから!!」っていうアピール、届いたかな…。笑
2.メニューの半分くらいは、ただ乗ってるだけ。
まず初めにレストランに入ったら、メニューを一通りみて、カレー・エビ・デザートなど珍しい食べ物は一瞬想像に舌鼓を打ちつつ見なかったことにします。そして「今日はこの中の何が用意できるの?」って聞きましょう。そうすると、用意できる料理が3つくらい帰ってくるので、その中から選びましょう。
本当にあった怖い話しなのですが、私がメニューを選ぶたびにウエイターが厨房まで聞きにいって5回目でやっと決まるっていう事件もありました。もう食べる前から最高にイライラするので、今日はこの中の何ができるの?って聞くのが正解です。
3.男性の店員が必ず数分後にすべてのメニューをもう一回聞きにくる
男性って本当に話しきいてないんですよ。珈琲とチーズオムレツ頼んだとして、ニコニコ厨房から出てきて、「あれーなんだっけ?紅茶?アフリカンオムレツ?」ってな感じです。
「私お客さんだし、二度と聞き返さないでくれる?」って無表情で目も合わさずに言うと、向こうもさーっと笑顔が消えていくんですが、そんな時はやっぱり女性に頼むのが一番です。女性は絶対にメニューを間違えないし、ベストタイミングでお会計を持ってきてくれるし、常連になると、最後に水を買って帰るーとかもわかってくれます。アジア人差別「チンチョン」を毎日受けて思うこと。シエラレオネに失望した4つの理由でも書いたのですが、女性の自分がしっかりしなきゃ!という自立心は、本当に行動にもよく表れてるなーと思います。
4.お皿は全部どっかかけてる
危なっ!
まぁ、そんな時は「エコでイイね!」って思いましょう。
5.チップス類がいろいろな味で摩訶不思議
よく、飲食店で油の使いまわしは健康を害するので定期的に新鮮な油に取り換えましょう!ってあるじゃないですか。あんなのは西アフリカに存在しません。お皿かけてもかけてないことになってる訳なので、油なんて変えてないです。チップスを頼むと、チキンとか魚とかいろいろな味がして摩訶不思議です。
そんな時は一度に2度おいしい?って思いましょう。
6.デザートは存在しない。
たとえメニューにあったとしても、淡い期待を抱いたとしても、おいてないことがほとんどです。デザートがおいてない理由は、メニュー数がすくないのと同じで、頼む人がほとんどいないことと、停電が多すぎるので、材料をずっと保てないことが原因です。
デザートのことは、忘れましょう。
最悪パターン4選
ここからは、ほんっとーに許せなかった最悪だった事件4選です。ほぼ愚痴です。笑
7.店員がイヤホンつけながらへらへらオーダーとりにくる事件
やる気あんのか?笑
8.全然違うもの出てくる事件
イヤホン外そう。
→※怒りが収まらなかったので、「こんな店!私が本気だしたら買収して事務所にしてくれるわ!」と日本語で捨て台詞をはいて帰りますた。笑
9.ピザ生地生焼け事件!
頼んだピザが40分出てこない…と思ってやっと出てきたら生焼け!中身、ぐっちょぐっちょですやん!「もう一回焼いてきて」って頼んで20分待ってもダメで、どうやらピザあんまり作ったことないうえに、生地間違ってたらしい。
もうフォローできません。ちなみに全部お金払いました。たかがピザ600円とかです。こっちだと高いけど、変にお金のことで店員といえど、自分より力の強い男性と揉めるのはタブーだと思います。ましてや働いてる人全員男性で、店に自分一人とかよくあります。
そんな金ちょっとくらい、ジャパニーズの私には、痛くも痒くもないわ!という平然とした態度で、店をさっさと出ましょう。私は上のトッピングだけおいしくいただきましたけど。
10.求婚事件
これも本当によくあることなのですが、ウエイトレスの女の人がニヤニヤしながら、紙を渡してきてそこになにやら、「付き合ってほしい、電話番号なんちゃらかんちゃら」って書いてあるっていうのは、ザラにあります。理由は【シエラで浮気中!?】毎日モテモテである意味困っちゃう西アフリカ求婚事情とその理由5つ。でも書きましたが、本当に下心丸出しですね。
「I already have husband and 3 children, I love him so match.」
って紙に書いて渡してました。嘘ばっかりw まぁ、とっても愛してるってとこは置いといて、子どもがいるってことや、男性と一緒に住んでいるというアピールは相手にとって決定的なダメージになるので、心を鬼にして自分の実を守るためにも、嘘でも有効活用しましょう。ていうか
仕事しよ。
以上が、私が本当に毎日イライラしていた西アフリカのレストラン事情10選と、極力イライラしないための対策でした。シエラレオネでは自団体の活動として、フリータウンコットンツリーエリア限定のレストラン地図を作るプロジェクトを行っていました。
もし、シエラレオネに行かれる際には、おいしいとこを紹介します♬
西アフリカに2か月いて気付いた食事情
日本食はやっぱり世界で一番おいしかった。
ミシュランの五つ星を一番持ってるのは日本なの。というかAndyCafeで毎日まかない食べてたので、余計に酷ですた。
日本食は安全だった。
お酒を飲んだ次の日は下痢しちゃうとかよく言いますが、下里は飲み会の最後にはお腹痛くなってトイレに入ってたら、皆が先帰っちゃうような(皆酷いよ!)、最初からお腹がものすごく弱いタイプなんです。
案の定、しょうっちゅう激痛でトイレに走ってました。シエラレオネは公衆トイレのようなものはないので、出かけるとトイレに行けません。レストランもたまに鍵がないとこをもあります。原因は細菌が入った水で包丁を洗ったりだとか、手を洗わないで調理するだとか、シャンプーが泡立たないくらい硬度の高い水だとかいろいろあるんですが。。。
でもやっぱり、コレラとチフスとその他もろもろの予防接種はちょっとは効いていたようで、寝込んだり熱が出たりということがなくて毎日元気でよかったです。。
日本のおもてなしは世界一だった。
笑顔はプライスレスっていう意味を、あのイヤホンの男に教えてやりたい。
私は、この態度を変えない。
日本の接客はときにやりすぎだとも思っています。ちょっとメニューを間違えると激怒するお客さんや、クレーマー、モンスターピアレンツ、などなど名称あるように、お客様が皆神様きどりなので、そういう接客が生まれて、仕事するほうもストレスを抱えたりします。でもねーアフリカは接客やらなすぎ!笑
やることないときは、テーブルに座って携帯みてしゃべってるのは当たり前。トイレには鍵はないし、トイレットペーパーは皆無だし、水も断水してて流れないからセルフ補充の時もあるし、歌い出すし、イヤホンつけてるし(お前だけは許さない!笑)そこはしょうがないんだけども、一番はメニューに載ってるものを全て提供できないことに、有ると思う。
提供できないのは、いつもお客さんがこなくて仕入れが回らないから。お客さんがこないのは、やっぱりあなたたちの接客と、仕事に対する態度のせい。国のせいじゃない。だってほら、あっちのレストランは外国人観光客でいっつも賑わってる!
やっぱり日本が一番。
ちなみに、昼に一度レストランに行ってから、夜は適当に外に売ってるフルーツか野菜を食べてます!私が好きなのは、マンゴー(顔くらいでっかいのが90円!)パイナップル(まるごと120円!)きゅうり(でっかいきゅーりが80円!)などなどで、その場できって、お皿に盛ってくれるのがうれしいです!
最近、バングラデシュ人がYMCAあたりに滞在しているのだけど、その男にウインクされて、一緒に食事に行こうきゅーりじゃお腹壊すよって言われて、「なんで彼女の前でいうの?私は問題ないけど?」ってフルシカトしてやった。本当失礼! pic.twitter.com/Lnu8zQOdyF
— 下里夢美@アフリカ・シエラレオネ (@yumemishimosato) 2016年6月16日
今日はブレインが車でラッカビーチまで連れて行ってくれましたo(`ω´ )oパイナップルが毎日90円くらいでまるまる食べれる幸せを噛み締めますー pic.twitter.com/R6wXypGx2c
— 下里夢美@アフリカ・シエラレオネ (@yumemishimosato) 2016年6月18日
ごくたまーにですが、シエラレオネでは家庭に入ってごはんのお手伝いをしたり、ガーナでは毎日みんなでフフを作って食べてました。
忘れられないのが、セネガルでバオバブの木の下で、知らない人みんなで一緒に食べたジョロフライス。優しい風が吹いてて、バオバブジュースも本当においしくて感動でした。
これは、ガーナの村で食べたフフを作ってる様子。日本の餅つきみたいで、なんか親近感わきました。笑
大嫌いだけど、大好きな西アフリカの、レストラン事情。こんな感じで終わりです。
終わり。
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アフリカ旅第1章完結
アフリカ旅第二章
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ブログお伝えできない、空港から宿泊先までの送り迎え手配、現地の宿予約や紹介者の電話番号、ボランティア先情報などは、個別相談で受け付けています。こちらはカフェスペースなどで別途1時間3,000円のコンサルとなっています。