シエラレオネで携帯とWi-fiを使いこなすには?【現地生活編】

シエラレオネで携帯とWi-fiを使いこなすには?
この記事は、2016年11月の渡航記事より、シエラレオネで携帯電話とWifiを使いこなすことを目的に、2018年10月に最新情報を添えてリライトしました。
シエラレオネでインターネットを使うには
シエラレオネでは基本的にインターネットはMi-fiマイファイと呼ばれています。シエラテル(SIERRA TEL)で契約することができます。2018年1月から4G Wi-Fiが一般市民でも利用できるようになりました。
2018年1月の時点では、SIERRA TEL本部オフィスでしか契約することができませんでした。
シムフリーのもので、本体が8,000円ほど。初月無料で使い放題で、窓口で現金払い。次の月使いたければ、また契約しに行ってお金をその場で払うという感じです。パスポートを預けボロボロのノートみたいのにただ名前と住所(泊まってるゲストハウスでOK)の情報を書き、2か月目からは月5,000円ほどで使いたい放題できます。
- 本体:8,000円くらい
- 1か月:5,000円くらい
- ※現地通貨:550,000LE(2018年10月のレートは1$=8500)
使い放題と言っても、この国は自信満々に3Gを歌っていますから、毎日が速度制限です。高いわりにクソ遅いので、今まで200人くらいのシエラレオネ人と出会いましたが、ポケットマイファイを持ち歩いている人に出会ったことはありません。シムフリーの携帯に、プリペイドでネットを使えるようにしてるちょっと生意気な兄ちゃんはいますけど、すぐなくなるので、めんどくさくてそちらは購入しませんでした。
少し割高な値段設定な気もしますが、8割の国民がインフォーマルセクターで働いており、納税システムがあってないようなシエラレオネ。高所得者層むけ商品に高い値段をかけるのは、苦肉の策であるといえますね。SNS税なんているのを設けている国もあります。
この国には、ローンで払うとか、クレジットで…みたいな考え方はなく(クレジットカードを使えるようなところはありません…。笑→最近ビーチ沿いのレストランで一部使えるようになっていてびっくり!前は外国人向けレストランへ行けばものすごい量の札束が消えていった)Wifiに関しては、1か月ごとにSIERRA TELオフィスまでわざわざ行き、現金で更新していきます。
帰国が近づいてくれると周り方「もう使わないんだったら本体ちょうだいよ」と言われます。
ただ、街にはインターネットカフェがあり、スマフォでFacebookを使いこなす若者もそれなりにたくさんいます。西アフリカに行く人は、現地で友達を作りたいなら、ワッツアップ(Whats up)をインストールしていきましょう。こっちでは遅すぎてインストールに時間がかかるので、日本のネットと携帯番号であらかじめ日本で登録するのがオススメです。
シエラレオネで携帯電話を使いこなす
アフリテル(Afritel)の目の前で購入。Afritelは本当にどこにでもあって、パラソルの下でだいたい携帯電話やプリペイド(コインで削るカード)を売っているし、大きな支店でも中まで入らなくとも、道端で購入できます。(人混みでお財布を出すときは注意)
私は一番安いNOKIAの携帯電話を購入しました。
- 本体:65,000LE
- SIM:3,000LE
- 2時間チャージ:20,000LE
※10,000LE=160円
すべてそろえて2時間電話できて1,600円!
めっちゃ安!
かったのですが、落とし穴が。安すぎて、1回落として壊れました。あと、充電が半日持たない。充電しすぎてバッテリーが1週間で膨らみ、2回交換しました。アフリカクオリティ半端ないです。街で購入した人のレシートと電話番号をメモっておかないと、永久にお金は帰ってきません。笑
あと、声が全然聞こえないので、会話にならないのと、それで結局メールを送るとかなりクレジットが減っていくので、結局は5,000円くらいかけて少しいい携帯を購入したほうがいいかもしれません。ちなみに日本から持ち込んだSIMフリー携帯であれば、本体は買う必要がないので、SIMカードだけ手に入れれば、あとは、上で紹介したWhats upなども使えますし、そのほうが便利。
ただし、スマートフォンをもつだけで、圧倒的にスリに合う確率はあがります。私がNOKIAの携帯握りしめて歩いてたところで、誰もとろうとはしてきません…。笑
ことあるごとに電話でしか進まない物事
誰かと会う約束をするのに、アフリカンは電話をするのが基本です。「おはよう」「今からいくね」「明日はどうする?」これらの会話が重要な約束事などのやり取りも含めてすべて電話越しに進んでいきます。貴重な滞在期間中、まったく重要じゃない電話がかかってくるとちょっとイラっとしますが、SNSを持たない彼らが「私たちと交流を保つ」ための手段がこれしかないので、仕方ない。
10代半くらいになるとみんな安い携帯電話を持つようになります。簡単なゲームもできるし、写真もとれたり、楽しそうです
ちなみに、いつもシエラレオネではiPhone生活なのですが、首から紐でかけ、画面は割れたままでいっています。カンボジアで目の前で友達が携帯をすられたのを思い出し、怖くなり。iPhoneを盗まれたところで、シエラレオネでは需要がなさすぎるかもしれませんが。
スマートフォーンやWifiポータブルを持ち歩くときは、充分気を付けて、夜はこんな風に出歩いてはっちゃけないように過ごしましょう。
下里夢美
シエラレオネの歩き方
ここでしか手にはいらない
シエラレオネの行き方・歩き方を
アラジの下里夢美が
まとめて発信しています!
下里夢美ライン@
毎週日曜日に定期配信◎
お友達登録はコチラから☟