武蔵野大学で講義しました!すべての大学生に知ってもらいたい0→1を創りあげる際の5つのアドバイス

先日、武蔵野大学の異文化コミュニケーションを専攻する、200名の学生さんにシエラレオネとアラジについて、知ってもらいました!
30分×3クラス:約200名の学生さんの前でお話しさせていただき、主には、団体の現在までの活動(ドリコンとオーダーメイドに絞って)と、18年の就労支援の目標値、私がアラジを始めた理由と、異文化理解についてお話しさせていただきました。
おそらくSNSで私とお友達でいてくださっている方たちは、嫌でもシエラレオネを知っているんでしょうけど、学生さんたち、シエラレオネを聞いたことがある人も少なくて、びっくりしました。エボラ出血熱とかあったんだけどなぁ?アフリカ大陸の中に国が何個あるでしょう?とかもやればよかったかな。
そして、学生さんが何度も「シエラレオネ」を噛みながら質問してくれるので、思わず笑っちゃいました。笑
思えば私は、大学3年生の時授業よりもアルバイトが優先で、NGO活動をしている卒業生がゲスト講師で来てくれた時は爆睡していたし、質問もしなかったし、「日本の学生」の多くを占める部分に身を置いていたんだと思いました。なので、日本から遠く離れた国について真剣に聞いてもらって、感謝です。
ただ、年が近い分、心に響く授業になっていたかな?という点では、まだまだだなと痛感。来年は人を泣かせるくらいのプレゼンをやりたい!
すべての大学生に知ってもらいたい、0→1を創りあげる際の5つのアドバイス。
卒業してまっすぐ就職せずに、NPOでアルバイトしてみたり、ファンドレイジングの勉強をしてみたり、WEBデザインの専門学校へ行ってみたりしながら、任意団体のアラジをじわじわ大きくして、今年7月に法人化に至った私なのですが、大学では、なかなか「国際協力のいろは」を教えてくれても、「実際に0→1を創る方法」は教えてはくれなかったと感じています。
特に、目標(問題解決というミッション)を達成するために必要不可欠な、資金や仲間を集めてくる方法については、大学の外に出ないとほんとになかなか学べない。
法人を立ち上げるまではもちろん紆余曲折ありましたが、実際に行動に移して、それが形になるまでに私が実践して感じたことを5つの方法(注意点)にまとめてみました。NGOの設立が目標ではなくても、幅広く応用できる考え方だと感じていることを、自分なりにシェアします。
1.「急がば回れ」でいい
何かやりたい!と思っているときは、ものすごいエネルギーが沸々と湧き出てきて、行動力にかられてなんでもできるような気分になります。その気力はいつか必ず停滞するので、長期的な計画と、きちんと休憩できる時間が必要です、私はいつも大好きなアニメをみてクールダウンしていますw
ファンドレイジング協会の尊敬する徳永前事務局長が教えてくれた有名な諺、「早く行きたいなら一人で行きなさい、遠くへ行きたいならみんなで行きなさい」という言葉が好きで、ようするに仲間を集めて慎重に取り組むべし、ということなんだろうなと最近実感しています。
2.走りながらプロになってもいい
これは、「アフリカの花屋」の萩生田愛さんがもう5年前に教えてくれた言葉です。「急がば回れ」と言っても、いつまでもお勉強していて、それを実行に移さなかったら何も現状変わりません。人は短所で愛される生き物、失敗するから応援される人間になり得るのです。
3.他人の夢をまずは応援すること
他人の夢を応援することで、切磋琢磨できるし、夢を叶える一歩にとんでもなく近づく人脈と巡り合えたりします。
4.ステップアップしていく際に離れていく人を追わないこと
ステップアップしていくにつれて、メンバーが入れ替わるのは当たり前のこと。離れていく人間を追っても時間の無駄です。次のステージには次の仲間が絶対に待っているので、温かく離れていく仲間を見送る器を持つこと。大切なのは0ベースで関係を保つことで、決してマイナスのまま関係を終わらせないようにするのも大事です。これは尊敬する料理人の言葉。
5.同じレベルの人たちがいる環境に身を置かないこと
同じレベルの人で空想を願いあっても、足を引っ張り合うだけなので、常にバリバリ経営している人や、その道のプロに相談してもらえる環境にお金を払ってでも身を置くべきです。そういう第1ステップが大学の授業の場だと思うので、日本の大学生はやっぱり授業中寝て、携帯いじって、アルバイトに必死になってる場合じゃないなと。(大学生の時私もそんな感じだったけど。笑)
最後に…
こんな素敵な機会をつくってくださった、アラジ理事の支倉 常明、武蔵野大学の藤本先生、本当にありがとうございました!貴重な経験ができました。こういった機会をもっと増やさねば。。。!
学生さんで国際協力に興味のある皆様へ
学生のうちからでも、確実にできることはたくさんあります。シエラレオネに挑戦するプライベートのNGOは私たちアラジだけです。みなさんの一歩が、草の根レベルでシエラレオネの未来を変えていきます。みなさんのご支援で、確実に今、困っている人に手を差し伸べることができます。
ボランティアDAYに参加してください。
アラジでは毎週土曜日にボランティアDAY!事務所でみんなでわいわい作業する日を設けています。ぜひ一度遊びに来てください。ボランティアDAYについては、Facebookページで毎週イベントページを立ち上げています!
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下里夢美
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